リハビリ(右股関節の拘縮)にアプローチしている筋肉
おはようございます。
昨日は右股関節拘縮の方をリハビリいたしました。リハビリの目的は、股関節の拘縮を和らげ、正常な立位でキッチンで調理を行うことができるようになる事です。
股関節の拘縮は、背臥位になると床と膝の間が拳2個のスペースができてしまうほどです。膝の拘縮はなく完全伸展可能で股関節の強直もありません。この股関節の拘縮があるために、立位になると正常な立位ができずに、股関節から屈曲した状態になるためADLに支障が出ています。
過去のブログでも何回か紹介しているのですが、前々回から拘縮が和らいで来ていて、当初は拳2個半の拘縮でしたが、現在は拳2個まで和らいで来ています。
本来、ハムストリングやふくらはぎがあるため、膝裏は床につかないのでスペースは拳半個〜1個位になることが正常範囲と私は考えています。
この正常範囲に近づけるために私がアプローチしている筋肉は大腿四頭筋です。
中でも、中間広筋をメインに行っています。中間広筋は深層にあるのですが、Ken Yamamotoテクニックではこの深層筋にアプローチできるため、大腿四頭筋全てリリースすることが可能です。
昨日の拘縮も、アプローチ後には拳1個と指2本分位までになり、拘縮が和らいで来ていることがわかり、立位でも正常範囲までは行かないですが、正常に近ずいてきていることが確認できました。
週に1回のリハビリなので、来週こられた時に拘縮の具合がどのように変化しているか楽しみです。
目標達成まで全力で頑張ります!!