リハビリ(右股関節拘縮)大腿四頭筋にアプローチ
こんにちは。
新年号は『令和』になりましたね。
先日は、股関節拘縮の方をリハビリしました。この方の目標は杖歩行を安定して行う事です。
現在は股関節の拘縮が強く、股関節が屈曲した状態での杖歩行のためにバランスが前寄りになっています。週に3回、歩行をメインにリハビリを行っているのですが、土曜日だけ歩行訓練の前に股関節の拘縮を和らげる施術を取り入れています。股関節の可動域が正常に行えるようになれば、前傾姿勢が良支位に戻りやすくなると考えています。
今日の方は股関節に施術をするのは今回で3回目になり、今日も背臥位で検査を行うと膝がベッドから拳2個浮いている状態で、これ以上は自力で伸ばせないとの事でした。そこで他動で動かしてみたのですが、他動でも同じ結果でした。
施術はKYTのベーシンクを使い、大腰筋からアプローチし特に大腿部に集中して行っています。一通り施術が終わり、もう一度検査を行うとベッドから拳1個分まで拘縮が取れています。
この状態で歩行を行ってもらうと、どこかバランスがおかしい。
そうです。
股関節の進展が行えるようになったのに、杖の調節をしていませんでした。
長さを1センチほど長くし、もう一度歩行訓練を再開すると
姿勢もだいぶ良くなり、バランスが改善方向に向かっています。このまま、歩行が安定していくと良いのですが…
今日もリハビリ頑張ります!!