リハビリ(右半身麻痺)三角筋の痛みをとる
こんばんは。
今日は右半身麻痺の方で、上肢の拘縮を防ぐリハビリを行いました。可動域はかなり狭く、前方挙上・外転共に他動で90°まで上がらない状態、約75°〜80°位の所で痛みが出てしまい動かすことができないでいます。
麻痺側でも積極的にADLへ参加するため、可動域を広げて行きたいところです。例えば、字を書くときに右腕で紙を抑えるとか。
今回の可動域制限の中で、前方挙上や外転しても1箇所だけ痛みが出る部位がありました。
それは三角筋外側部でした。
この痛みが無くなれば、可動域が広がると考えアプローチしました。目的は三角筋外側部の痛みをとり可動域を広げる。
痛みのある三角筋を触るとかなり固い感触がするし、痛みが出る角度になると他動なのにさらに硬さが増してきました。
この余分な緊張を取るために、腹部と前腕を特に集中してアプローチすることにしました。15分くらい施術を行い、もう一度前方挙上と外転を行うと、どちらも90°を少し超えた位まで可動域が広がりました。可動域を広げた状態で抵抗運動などのリハビリを行います。
本心は正常な可動域を出したかったのですが、また次回行いたいと考えています。
明日もリハビリ頑張ろ!!